栗原 玄

2024.06.25 - 2024.07.06 [ 2F ]

栗原玄
[絵画]

栗原玄/GEN KURIHARA

「自然の中の思い出」

2024/6/25(火)ー7/6(土)
12:00-18:00
休廊日:日、月曜日
2024/6/25(TUE)-7/6(SAT)
Closed:SUN、MON2023
大阪成蹊大学 芸術学部卒業

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こちらの質問に答えて頂く形式で、文章を書いてもらいました。Q1, アートがあなたの人生にとってかけがえのないものであると認識したのはいつですか?

僕が中学1年生の時、コンクールに入選したことがきっかけです。

その時の受賞パーティーで、上田バロンさん(イラストレーター)と秋元雄史さん(東京藝術大学大学美術館長)との出会いがその後の人生に大きな影響を与えました。その理由は以前から僕の中で美術業界の人達とお付き合いすることは凄く難しいと感じていました。ですが、「自分が描きたいものを思い切って描いたらいい」とアドバイスしてくれたことが心に残り、今も描き続けています。

 

Q2, ご自身の作品を通して伝えたいことは何ですか?

今回の個展のタイトルにもあるように、自然の美しさと恐ろしさを僕の視点から表現しました。私たちが当たり前のように目にしている自然は、機械のように人工的なもので作られてはいません。美しくて精巧で、記憶の中に永遠に残り続ける自然の素晴らしさを伝えて行きたいと思います。

 

Q3, 1番最初の作品はどのようなものでしたか?

創作活動の原点になった作品は「宇宙怪じゅうT-1034-55」です。

この作品は、1枚のキャンパスでは納まらずに、キャンバスを二つ合わせた油絵でした。僕が当時好きだったSF映画や特撮ドラマなどの源流を僕自身の思考で絵の中に落とし込んだものです。

 

Q4, 作品の題材はどのように選んでいるのですか?

アトリエでは自然のものを僕なりのイメージにして制作しています。

環境破壊が進んで住めなくなった地球から離れ、自然の力だけでできた架空の星に生きている蝶や昆虫やヤモリなどを表現しています。その星には人間はいない設定です。

 

Q5, 作品にはどのような技法を用いていますか?

全体の構想はスケッチブックに下書きをしますが、キャンバスにはアクリル絵の具で直接描いています。筆で描く線は集中して描き上げます。また、大学で学んだ作家の作品の構図を意識して自分の作品に落とし込みながら描くようにしています。

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