作陶展
富士山の麓にて陶器を製作の傍ら、烏骨鶏(うこっけい)100羽、鴨20羽、がちょう15羽の世話をする日々。
作品に使う土や釉薬を独り探求。窯に薪をくべ作品を焼き上げます。
鳥のさえずりと土の香の中、悠々と流れる時間が流れています。
---関淳一さんの作品と一緒に展示しています。
展示に関して コーディネータ:松矢精二氏
今回の展示は、コーディネータ:松矢精二(テキスタイルデザイナー)氏の尽力によるものです。会場で、一点一点の作品を程よく、心地よく見せることは作家にとって大変難しいことです。子供のように愛着ある作品のすべてをお客様に見てもらいたいと作家は思います。見る側にとりましては、作品を一度に多量に消化することは出来ません。余りにも多すぎる作品、無頓着に並べられた作品は、疲労を感じさせます。
今回の展示では、前週の関淳一氏の床の間と壁面2点の作品を、陶器と併せて展示いたしました。 また、田中美智甫氏のご協力により、花瓶に花が活けられました。
作品をご覧頂くのと共に、作品がある空間を楽しんでいただければと思います。
(記:中島由記子)
陶器の作家の方の作品と共に : 関 淳一
床の間の絵、陶器の作家の方の作品と共に飾られたとのことありがとうございます。
以前母の知り合いの小原流の先生から私の絵を背景に花を生けたいというお話があり、小原会館でのお花の発表会に絵を掛けていただいたことがあります。そのとき は 100号の絵を2枚掛けお花もとても大がかりなものでした。
そのころはキャンバス全面 が黒い抽象的な画面の油絵でした。自分の絵は、特別に隔離され時間の止まった展示 空間ではなく、私たちが呼吸する日々刻々と変わる光と空気の中にあって欲しいと 思っています。いつかお茶席との出会いもないかなとか思っています。ただ以前のよ うな抽象的なものだといいのですが、最近だんだん絵が具象的になってきたのでな か なか他と同調するのが難しくなってきたかなと思っていました。
今回思いもかけずそんな展示が実現してとてもうれしいです。ホームページの写真見ました。おおらかな 空間でとてもいいですね。わたしの絵を取り込んでくださった陶芸の先生にも感謝 い たします。
