コレクション展  -Archive 構築物-

LuizEric

 

2010~2012の展覧会の中で、もう一度お見せしたい作品を展示しております。

”見逃した!”と、思われる方は是非お越しくださいませ。

作家名

仲瀬 輝明 東京八王子在住    東京藝術大学大学院修了
彼の作品の中には、奇妙なキャラクターが多数登場する。絵画の中のキャラクタの目は歪んでいる。彼の作品の最も気持ちが悪いところは、この画面(空間)を覗いている別の「目」があることだ。監視している誰かがいる。
Luiz Ferraz ブラジル生まれ。ニース(フランス)在住)
多くの土地を旅し、今の土地に辿りついた。住まいの海外には、都会人が棄てたゴミが流れ着く。それを広い集め作品をつくる。地中海沿岸は、多くの国が海を共有し、ゴミも空気も共有する。流れ着くモノは、作り手の想像を引き出す。
Eric Vassal パリのアトリエから見た人を写した写真。
夏。バカンスの頃だ。地元の人はバカンスに出払っている。通りをゆく人は、観光客のように見える。 「匿名」の人であるが、何故か親しみを感じる
パリ。そこを大股でみな歩いていく。その「一歩」が画面を構成している。一歩の彼方に行き先がある。そこに一緒に行きたい、そんな作品だ。
堀尾 貞治 本邦初公開!フランスのギャラリーでの展覧会用に描いた作品。
堀尾には珍しい、キャンバスの作品である。何層にも塗られた痕跡がみられる。
前川 奈緒美 抽象画。縦線の後ろには、自分の気持ちを描いた線が隠されており、作品は2層の構造になっている。抽象画の善し悪しを語るのは難しい。自分の心に引っかかる作品と、そうでない作品がある。もし、前川の作品を気に入ったら、「線」の強さや色、線の行き先をゆっくり見てほしい。抽象画が少しは面白くなるかもしれない。
 日下 芝   何層にも何層に絵の具を重ねている。決められた位置に塗られた絵の具が枠の外側にふり落ちるように余白を絵の具でうめている。作品をみていると、目の焦点がずれたのかと、錯覚を覚える。

2010のNY展のために制作したもの。

 Kumi Korf  1937年日本生まれ。
24歳で渡米。以後NY州のITHCA市で暮らす。薄い和紙の質感を大切に制作を進めている。本阿弥光悦の弟子でありたいと願い、帰国の旅に京都にある大徳寺の石庭を見に行く。今回の作品は、石庭のイメージを模写したもの。