EVENT 藤田依子の器で飲む日本酒の会

白磁と青磁の器で飲む日本酒の会のご案内です。
藤田さんの作品は、一つ星の串かつ店、法善寺の”wasabi“さんもお気に入り。オーナ今木貴子さまから直接ご注文を頂いております。藤田さんの器で呑み、藤田さんの器で肴を愉しみたいと思います。

開催日
11/30(土) 14:00~
12/7(土) 14:00~

参加費
¥4000 (作家の器のお土産付です。)

日本酒コーディネータ:池垣伊智郎

お申し込み
yukiko@ami-kanoko.com (これ以外のアドレスでは受付できません。)
又は06-6214-2595 まで

協力 北新地五鉄
530-0003 大阪府大阪市北区堂島1丁目3−17

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藤田依子展
<白の美>を追求する
作家藤田依子さんは、<白>にこだわり続けている器作家です。
作品は用の美が大切にされ、白磁と青磁のつやがのある「白」と「淡い青」が特徴です。
最近は、白の釉薬を粘土に混ぜ込むことに挑戦しています。
その方法で焼いた器は内から出てくる「白」の力が感じられます。
轆轤(ろくろ)を使えば均質な形が作れます。
藤田さんは、それでは面白くないと手ひねりの仕上げ感を大切にしています。

「白」色は色の中でも別格のようです。
京都で、胡粉という「白」の顔料を専門につくる画材屋さんがあります。
20年の歳月、貝を天日干し、それを砕いて「白」の顔料を作っています。
「白」はその色の中に多彩な色調があります。
我々の眼は限りない白の美しさ、見分ける能力と精度があるようです。

藤田さん、実は作品のコレクターでもあります。
いい作品を自分の手元において、その緊張感を自分のものにする。
作品に対する審美眼を養う。そういうことを実践している藤田さん。
「白」を表現する厳しさに身をおいています。