physical landscape

2016.02.08 - 2016.02.13 [ 1F Ami ]

森本 万智

「身体的風景」

見た人の触覚を刺激する絵を描きたいと思っています。
絵を見て、見た人の指先が物に触れたような錯覚が起こってくれたらいいのです。例えば、絵を見てまるで風が皮膚に当たったように感じたり、冷たい水に指入れたときの感覚を覚えたりと、眼で絵をみるのですが、それと一緒に、私の描いた絵が、見た人の体に触って欲しいと思います。
見た人の触覚を刺激したいと願うのは、絵を制作しているとき、常に体を意識しているからです。
絵を描きながら、体の状態や気持ちやの浮き沈み、意識の在り方を客観的に眺めるようにしています。時には、作業の合間に”足の裏の浮き出た血管”をまじまじと観察します。
この繰り返しによって、自分の体や心の感情が、触れるようなモノのようになり、描く対象物への転換に繋がっていっているように思います。(森本 万智)

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