ふじたよりこ「白い器展」

2013.11.25 - 2013.12.07 [ 2F Kanoko ]

ふじたよりこ藤田依子

 

<白の美>を追求する
作家藤田依子さんは、<白>にこだわり続けている器作家です。
作品は用の美が大切にされ、白磁と青磁のつやがのある「白」と「淡い青」が特徴です。
最近は、白の釉薬を粘土に混ぜ込むことに挑戦しています。
その方法で焼いた器は内から出てくる「白」の力が感じられます。
轆轤(ろくろ)を使えば均質な形が作れます。
藤田さんは、それでは面白くないと手ひねりの仕上げ感を大切にしています。

「白」色は色の中でも別格のようです。
京都で、胡粉という「白」の顔料を専門につくる画材屋さんがあります。
20年の歳月、貝を天日干し、それを砕いて「白」の顔料を作っています。
「白」はその色の中に多彩な色調があります。
我々の眼は限りない白の美しさ、見分ける能力と精度があるようです。

藤田さん、実は作品のコレクターでもあります。
いい作品を自分の手元において、その緊張感を自分のものにする。
作品に対する審美眼を養う。そういうことを実践している藤田さん。
「白」を表現する厳しさに身をおいています。


ふじたよりこ

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