苦節10余年。富山市で版画家目指し、こつこつ作品作りに精を出しました。
少しつづその努力が報われ、今回、富山県八尾(おつお)の福鶴酒造さんの
ラベルの採用されました。
銘柄は「國の泉」です。今回は100本の出荷です。
商業のデザインに慣れている目からは、”ちょっと下手やん”、とか、
”もっとパンチが効いててもいいんちゃう”、という声が聞こえるかもしれません。
普段眼にするデザインの多くは、東京を出発点とするものです。どれも似通っているとおもいませんか?
西藤さんの作ったラベルは、一流を狙ったものでもなく、人の好みを追いかけているわけでもありません。
10余年のこつこつ積んだ作業をお酒の形にしたものです。
それが、”色々な人がいて、色々なお酒があることを私たちに教えてくれています。